製造現場では、生産品により耐熱性、耐油/耐溶剤性、耐摩擦性、UL対応など特殊なラベルが必要になる場合がありますが、当社では豊富な実績と経験を活かし、お客様のご要望に合わせた特殊ラベル対応のプリンタ・サプライ品をご提案させていただきます。現在、多くのメーカー様にご使用いただいています。
1台のプリンタで、ラベルにカラー印字(最大3色)し、その上からラミネートをしたラベルを同じ装置で作成できます。
ポリチューブ製袋プリンタなら、ポリチューブに直接印字し、ヒートシールする事で、印字済みポリ袋の作成が1台のプリンタを使って一括で作成することが可能です。袋に印字ラベルを貼る必要はありません。
当社のラベルプリンタなら、剥離やバーコード読み取りチェック機能はもちろん、現場に合わせての操作ボタン追加や、生産ラインへの組込みの為の改造など、1台からカスタマイズが可能です。
リライト可能なICカードや、簡易かんばんシートを使って、生産ラインでの作業指示や、結果チェック等での工程管理の効率化をご提案します。
UL対応ラベル・超耐溶剤ラベル・耐熱ラベルなど、
各種特殊ラベル
ラミネート付きカラーラベルプリンタ
LCX603
ポリチューブ製袋印字プリンタ
MSR-430Ⅲ
高速ハイスペックラベルプリンタ
Xシリーズ
ICカード対応リライトプリンタ
MT-3100
A社様は、高温に耐えるガラス加工を行っており、生産工程の中で製品が高温の炉に入る工程がありました。その為、通常の合成紙やPETラベルだと焼けてしまい、バーコードが読めなかったり、ラベルが剥がれてしまったりして、バーコード管理ができず、工程管理にお困りでした。
そこで当社より耐熱ラベルとX-424プリンタをご提案。工程での温度と時間を確認し、それに適した耐熱ラベルをご用意しました。(200℃~1200℃まで対応可能)
この耐熱ラベルにバーコードを印字し、小さい製品にはQRコードをプリンタで印字し、仕掛製品に貼っていただきました。
これにより、高温の炉を通った後でもラベルが剥がれたり、焼けてバーコードが読めなかったりする事が無く、工程管理が確実にできるようになり、生産効率が上がりました。
製造業様向けに小ロット多品種の生産設備機器を生産しているB社様。銘板等のラベルを製品に貼って納入していますが、潤滑油が付着したり、シンナー等の溶剤で洗浄したりするとラベルの文字が消えてしまうことがありました。また、製造している製品が小ロットで、大きさや形状も多岐に渡るため、使用ラベルを印刷会社にそれぞれ手配した場合のコストや在庫管理にお困りでした。
そこで、当社よりラベルロボ LCX603プリンタをご提案しました。このプリンタは、3色のカラー印字が可能で、その印字面にラミネートを自動で貼り付けることができるため、潤滑油や溶剤がラベルについても、文字が消えることが無くなりました。また、カッティングプロッタを内蔵しており、任意の形状のラベルが作成可能なため、必要な時、必要な枚数のラベルが作成できるようになりました。従来のように個々のラベルの手配や在庫管理が必要なくなり、納期の短縮や経費の削減にもつながりました。
ゴム製品のパーツを製造しているC社様。梱包前に、製品の内容表示を印字したラベルを袋に貼る作業を手作業で行っており、効率化UPのため、見直しを検討されていました。
また、製品サイズが多岐に渡るため、袋のサイズも製品に合わせて在庫する必要があり、お困りでした。
そこで当社より、ポリチューブ製袋印字プリンタ MSR-430Ⅲをご提案しました。ポリチューブ(筒状のビニール)に、直接プリンタで商品名、数量など内容表示を印字することができます。そして、底面にヒートシールを行い、指定した長さで印字済みポリ袋として出てくるので、サイズ毎に袋の在庫を確保する必要が無くなりました。内容表示ラベルも必要無いので、コストダウンかつラベル貼りの工数削減ができ、経費削減と生産効率UPが同時にできました。
また、生産ラインにプリンタを置けない工場では、事務所で予め、MSR-430Ⅲで印字及び製袋したポリ袋を、ミシン目で連続した形に繋いだ状態で作成し、現場に持ち込む事により、印字済み袋の紛失防止にもつながりました。
他にも、今までは製品使用後にポリ袋のリサイクルをする為に、ラベルを剥がす必要がありましたが、その必要が無くなり、納入先のお客様からも高評価をいただけました。ラベルを使用しないで済むので環境面でも評価いただき、昨今のSDGsにも貢献する事ができました。
D社様は銘板ラベル貼りつけの際、事務所でラベルを発行し、そのラベルを生産現場に持って行き貼り付けています。この手間を減らし、簡易なもので良いので、生産ライン毎にその場で銘板を発行し、貼り付けを行いたいと考えていましたが、自動ラベリングマシーンを導入するほどの生産規模ではないため、導入コストをご心配されていました。
そこで当社より、ラベルプリンタX-424のカスタマイズ機をご提案しました。標準仕様のプリンタに剥離装置と発行スタートボタンを追加しました。そして、生産ラインの最後に、プリンタの発行ボタンを押すことにより、銘板ラベルを台紙から剥離した状態で印字発行し、その場ですぐに貼り付けることができるようになりました。
導入後、現場作業者の銘板ラベル作成・貼り付け作業の手間が減り、その分の時間で他の作業ができるようになり、効率化が図れました。また、銘板ラベルも製品1台毎に出てくるので、ラベル作成ミスも無くなりました。ラベリングマシーンと違い、大掛かりなライン改造も無く、簡単に且つ安価に導入でき、各ラインに設置することができました。
E社様は、製造現場で作業指示書に基づいて生産を行っていますが、生産工程の進捗状況がわからず、納期や生産効率の管理に難航していました。また、作業指示書は紙で発行し、製品にテープで止めていましたが、外れたり、破れるなどで困る時があり、見直しを検討されていました。
そこで当社よりICカード対応リライトプリンタMT-3100と、リライトICカードの組み合わせをご提案しました。
これにより、作業指示書をリライトICカードに変更し、工程毎にリードライタを置く事で、作業内容をチェックできるようになり、工程管理もできるようになりました。
1つの工程が終わった時にリライトプリンタで作業終了のチェックと、次工程の作業内容等をカードの表面に印字書き換えすることができるので、作業者は目視でも確認ができるようになりました。各工程の時間管理もでき、タスク管理も可能になり、生産効率向上へとつながりました。
また、リライトカードなので、製品完成後は次の製品の作業指示書としてリユースすることができ、無駄が出ない点も大変喜んでいただけました。