<おことわり>
本資料は2008年に作成したものですので、最新の情報を反映していない部分がございますが、引き続き掲載させていただきます。必要に応じて最新の情報をお調べ頂いた上で、ご活用いただければ幸いです。
ラベルの紙質(基材)と糊質の知識
ラベルの基本構成
イラスト
ラベルの基材・
接着剤の選択
●印字・印刷適正 ・感熱紙(ダイレクトサーマル紙)
 一般的に熱・光・可塑剤に弱く長期保存される
 ラベルには不適当です

・インクリボンによる熱転写用基材
 一般ラベルと比較すると表面平滑性が良く印字印刷
 適正の優れたラベルです。
●使用環境による耐性(耐熱・耐候・耐水・耐薬品など)
●ラベリングマシン適合性(剥離紙も重要)
●質感(意匠性)
▲上記内容を考慮しラベルの選択をします。
1.ラベル基材の主な種類と特徴
◆紙基材・・ <コート紙> 表面が滑らかで印字・印刷適正に優れています
(上質紙表面にコート)
<上質紙> 代表的に使用されているのがコピー用紙です。 一般的には、 印字印刷適正は良くありませんが、 ラベル用としては印字適正をアップさせた紙を使用(厚さ・色が選択できます)他に感熱タイプもあります
<キャストコート> コート紙より一層表面に艶があり印字印刷適正に優れています
<再生紙> 古紙を再生した紙を使用
<無塵紙> 表面がこすれても微紙粉などの発塵を押えクリーンルームなどで使用
<含浸紙> 上質紙に樹脂を含浸させラベルの強度、耐水性を高めたタイプ
イラスト イラスト イラスト
◆上記紙基材は、主に 物流・流通(値札類)・一般在庫管理など、 屋内での使用が一般的です
◆フィルム基材・・・ <ポリエステル> 透明なラミ用と白・白マット・アルミ蒸着があり 耐熱・ 耐水・耐薬品性に優れています。
<ポリプロピレン> 透明性・耐水性に優れ、主にラミ用として使用
<ポリスチレン> 白・透明があり被着体と同質・同素材のリサイクルラベルに使用
<塩化ビニール> 耐候・耐水性に優れ、屋外ステッカーなどに使用
<合成紙> 主原料はプラスチックで、白さ、不透明度、印刷適正に優れています。只、熱転写プリンター用と一般用、及び感熱タイプがあります。
<ポリイミド> 耐油・低温、高温での安定性に優れ、主に工場での バーコードを使用した、工程管理ほかに使用
<特殊> サテン・不織布、超耐熱ラベル(5〜600℃)ほか、 特殊な用途で開発された素材が各種あります。
イラスト ◆フィルム基材は、基材の特性である耐熱性・耐水性・耐薬品性・耐油性・等を活かし 医療管理業務・工場での工程管理等 特殊環境でも使用されます。左記サンプル例では、薬品缶ラベルや機械表示(ネーマー)にも使用されています
2.ラベル粘着材(糊)の主な種類と用途
一般的に粘着材は、被着材(貼付けるもの)、貼付け時の温度、貼付け後の時間によって粘着性は、異なります。 以下は、標準的な特徴を記します。又特別加工では粘着剤の厚みを変える事で、違った効果が得られる事もあります
●特殊接着剤として、耐溶剤タイプや、超耐熱(5〜600℃)タイプなどがあります。ラベルプリンターで御使用になる、 特殊タイプでは、基材・接着剤・インクリボン・被着体・ラベルプリンター等の組合せが重要な選択のポイントとなりますのでご注意下さい。
3.剥離紙・剥離フィルムの選択
各種剥離紙には、2種類あり
1.ベース台紙にPEをラミネートしシリコン樹脂をコートした剥離紙
2.ベース台紙にクレーコートしその上にシリコンコートした剥離紙
 (2.は再生紙の原料としてリサイクル利用出来るタイプです。)
ご注意  ラベルプリンターでのラベルピッチ計測には、透過式と反射式があります。
 ●透過式プリンターでは、台紙の厚さ、色によって影響される為ベース台紙には、
             グラシン紙の剥離紙が、一般的に使われています。

 ●反射式プリンターでは、裏面にI(アイ)マークを印刷しピッチ計測をします。