<おことわり>
本資料は2008年に作成したものですので、最新の情報を反映していない部分がございますが、引き続き掲載させていただきます。必要に応じて最新の情報をお調べ頂いた上で、ご活用いただければ幸いです。
非接触タグ・ラベル(RFID)の基礎
RFIDとは、Radio Frequency IDentification の略で、 タグ・ラベル・カード中の電子回路に書き込まれた情報を、電波・電磁波で読取り書込みするシステムです。
主な特徴
・非接触でデータの読み出し・書き換えが可能。
・汚れ、障害物に影響を受けにくい。(金属などの障害物は除く)
・複数タグ(ラベルほか)と同時読取り ・書込み可能。(アンチコリジョン機能搭載時)
・通信チェック機能により高信頼性交信ができます。
RFID伝送方式の種類
●静電結合方式
・静電気による誘導作用を利用……交信距離は最大数mm
・電磁結合により電源供給されアンテナとタグとの交信距離も1mmと密なため、
 混信や電気的ノイズに強い。
●電磁結合方式
・密に結合した電磁誘導作用を利用……交信距離は最大数cm
・交流磁界によるコイルの相互誘導・電磁誘導により、交信・電源供給、
 交信距離が短くノイズに強い。自動車や家電の生産コンベアで利用されています。

電磁結合方式

●電磁誘導方式
・電磁誘導作用を利用……交信距離は最大1m程度
・主に250kHz以下、13.56MHz帯の長・中波帯の電磁波を利用しIDタグとアンテナのコイル間での
 誘起電圧で交信。従ってこの誘起電圧の強さは、アンテナの磁束の強さと、
 IDタグのコイルの巻き数によります。この方式は市場での製品種類も一番多く、
 工場、道路等の悪環境でも使用できます。
 
電磁誘導方式

●マイクロ波方式
・マイクロ波帯の電波を利用……交信距離は最大5m程度
・2.45GHz帯のマイクロ波を使用し交信します。IDタグとしては最長5m(電池内蔵タイプ)と
 長距離交信が可能ですが、電池レスの場合は数十センチと短くなり、
 かつ、雨・湿気のような水分にも影響を受けやすくなります。

マイクロ波方式

※交信距離は、ご使用環境により大幅に変化する事があります。
〈日本工業出版“RFID入門テキスト”より引用〉